▲業務内容・業務実績 > デジタルアーカイブ-具体的事例
弊社が提案するフォトアーカイブスとは、今までの膨大なネガ、ポジ、スライドデータの保存を中心に、また新規画像を取り込むことにより、画像データのデジタル再構築を図ろうというものです。「文化財や歴史資料」のみならず、社会活動・企業活動などから生まれるコト・モノを含めてデジタルアーカイブの対象と捉え、広範囲に活用してもらえるシステム、ソフトウェア、サービスなどをご提供していきます。
デジタル化により劣化の恐れのある従来の資料(紙、写真、絵、フィルム、ビデオなど)を、スペースをとることなく効率的に保存できます。
デジタル情報の形で保存・蓄積したデータは、ネットワークやインターネットを経由して閲覧・情報発信を実現、同時に検索システムにより保守・管理が容易になります。情報公開、地域学習、生涯学習への活用など用途は広範囲に及びます。過去や現在の貴重な画像・資料をデジタル化して未来へ!地域文化・資料の保存・活性化が私たちのテーマです。
フォトアーカイブス推進の基本技術として、記述情報のデータ化技術のほかに現物を忠実に複写、再現するための撮影技術、データの根幹となるスキャニング技術、効果的なイメージを作成する画像修正技術があります。
|
|
(1)撮影技術
写真はレンズカメラの歪みで撮影対象物が増曲して撮影されます。精度を必要とする場合はレンズの歪み補正が可能な4×5(インチ)カメラを使用しますが、撮影したモノを部分的にトリミングし、インターネット等で使用する場合は高解像度のデジタルカメラで撮影します。 |
|
|
(2)スキャニング技術
写真フィルムや図版などをデジタル化する場合、高解像度のスキャナーを使用します。スキャナーは写真フィルム等をRGBカラーのデジタルデータに分解します。ブローニ、スライド、ネガと各種フィルムの種類に応じたスキャナーが必要となります。重要なことは将来の使用目的にあわせた解像度を確保することです。 |
|
|
(3)画像修正技術
傷ついたり破れている写真をデジタル変換により修正することが可能です。劣化した文化財や歴史的資料写真を甦らせたり、観光写真などでは人々のイメージに訴える画像を作成することができます。 |
このほど弊社にて昭和41年に撮影された秋田県立美術館新築工事記録写真集が発見されました。
弊社の画像修正技術をいかして、これらの写真が劣化する前にデジタルアーカイブし、以下スライドショーを作成いたしました。40年の時を経てよみがえった当時の工事状況をお楽しみください。
※サムネール画像をクリックするとスライドショーをご覧頂けます。
竣工写真(スライドショー) |
|
工事写真(スライドショー)
|
地鎮祭・定礎式・安全大会(スライドショー)
|
|
建築名称 |
秋田県立美術館 |
建築地 |
秋田県秋田市千秋明徳町3番 |
敷地面積 |
6330.562平方メートル(1918.35坪) |
建築面積 |
1677.465平方メートル(507.43坪) |
延床面積 |
3203.004平方メートル(968.91坪) |
各階床面積 |
■3階
519.316平方メートル(157.09坪)
階々高4.500m
■2階
1262.592平方メートル(361.94坪)
階々高4.000m
■1階
1421.096平方メートル(429.88坪)
階々高4.000m
計3203.004平方メートル(968.91坪) |
工期 |
着工 昭和41年4月11日
竣工 昭和41年12月20日
|
|
|